「心配しなくていいよ」感謝であふれた父親との対話

この前、数日間実家に滞在した際に、久しぶりに父と少し長く話しました。

航空会社勤務の父は、長期で家にいたりいなかったり。

タイミングが合えば日中も顔を合わせられますが、そうでないと帰ってくるのが3~5日後とか。

昔から父と話すことは少なかったのですが、リビングにいる私にめずらしく声をかけてきました。

「りいちゃん、元気け?」

※北関東出身の父はいつまでたってもなまりが抜けない(^^;

「体調管理が大変だけど、なんとか生きてるよ」

話を聞いていると、父も会社で長い間上司からのパワハラで

ストレスを受け続けていたようでした。

そんな自分の境遇と似ている私と話したくなったのだそうです。

でも会社には通告したので、今後は多少ストレスから解消されるみたい。

父の話を聞きながら、

現状全ては理解はできなかったけれども、家族のために耐えて頑張り続けてくれていたことに感謝しました。

そんな父が、私にこう言ってきたのです。

「今、お金がなくて大変でしょう。

それはパパが、なんとかしてあげるから。

パパはそれしかできないけれど。

だから、『お金がない』という心配は、

今後一切、頭から抜いてしまいなさい。

わかったね。」

浪費家で、好き勝手に生きてきて、昔から家族のトラブルメーカーだった父の発言は、正直どこまで信じていいか分からない。

正直父には、散々傷を受けてきた。

だけど、なぜかこの瞬間、

私の中の心の重みが、ひとつ軽くなった。

人の心の痛みが分かるようになるって、本当にすごいことだな。

「りいちゃん、いつでも帰っておいで」

両親(つまり私の祖父母)を、すでに10年以上前に亡くしている父。

「帰っておいで」

と言ってくれる存在は、今後一生現れない。

過去、父の言動に困り果てることも本当に多かったけれども、

親のいない孤独に寄り添うことは、私たち家族にはできない。

「ありがとう」

涙が出るのを耐えながら、やっとのことでその一言を父に言えました。

いつか、「本当の幸せ」を父と母にプレゼントしてあげなくちゃ。

そんなある日のエピソードでした。

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