1週間前になりますが、
高齢者施設へ合唱ボランティアに行ってきました^^
最近、人前に出る機会が少なくて、かなり緊張しましたが(笑)
温かく迎えてくださいました。
以前は高齢者の在宅生活の相談員だったので、
本当にいろんな方と毎日お話してました。
なので、「あー、この感じ久しぶりだな」と、
懐かしくもあり、でも新鮮でもあり、
とにかく良い刺激になりました。
認知症の方が多い施設だと聞いていたので、
「何でも起こる」と構えていたのですが。
ご利用者さん同士の会話↓
Aさん「これから娘のユミちゃんが迎えに来るんでしょう?」
Bさん「そう、もうすぐ来るの」
ユミちゃん(仮)が、私の本名と同じだったので、
Bさんに思わず声をかけました。
りい「Bさん、娘さんが来ておうちにこれから帰るんですね。
ちなみに娘さんのお名前は?」
と聞いてみたら、Bさん、
「かよ子。」
と、さらっと一言。
全然違った(゜▽゜)
「私もユミですよ」って言いたかったのに(笑)
利用者さん同士会話のキャッチボールが、何気なく進行されすぎて(笑)
あとから聞いた話だと、その日Bさんは帰宅ではなく泊まりの予定だったらしい。
そしてAさんは、誰でも身内の設定にしてしまう方で、違和感なく会話を進められる方だったらしい。
自分はまだまだだな、と思いました。
でも、利用者さんたちが笑顔になってくれてよかったと思いました。
私たちもたくさん元気をもらえましたし^^
職員さんからは、
「普段は全く話さなかったり、不穏になることが多い方々もいらっしゃったのに、
終始笑顔でびっくりしました。」
と言っていただき。
どんな言葉を選べばいいか分からないのですが、
やっぱり人って、方程式の答えではないし、
常に反応を示す、生きた存在なのだなと思います。
それは認知症であろうがなかろうが同じです。
年齢のわりにたくさんの方々と接してきたとは思っているんですけど、
「人」の数だけ世界が生まれると実感します。
だから経験しすぎることは絶対にないし、いつでも新鮮な気持ちになれる。
本当に対人援助は甲斐があり、無限なお仕事だと思います。
私自身も、この日すてきな思い出をまた一つもらいました^^
感謝です。
体調も崩さず過ごせていることも奇跡!嬉しい!
お年を召した人生の先輩の方々の前でも、
胸を張って生きられる生き方をしたいですね。