私見ですが今日はこんな話題を(・ω・)ノ
よく「睡眠導入剤」「睡眠薬」「眠剤」など聞きますが、
知らない人はいないと思いますが寝つきを良くする薬のことで、どれも同じような意味です。
私はうつ状態と診断された前後から睡眠に障害が出始め、抗うつ薬の睡眠促進作用に頼ったり、実際に眠剤を飲んで生活していました。
今は時々飲んで睡眠リズム整える程度にまでなりましたが、一時は眠剤がないと「一晩中夢うつつの状態で壊れた機械の電子音が脳に響き渡る」という状態がかなり長く続き、心身参っていたものです(^^;
あの時期は本当にきつかった…。
鄭明析(チョンミョンソク)牧師も「睡眠導入剤は飲む必要がない。疲れたら自然と眠れるよ。」とおっしゃいますが、回復してきた今思えば本当にその通りだなと思います。
ただ、以前の私も含め状況によっては飲まないと生活困難になってしまう人たちがいるのも事実なので、
「飲む必要がない」段階にするために、賢く服用するのは間違っていないかと思います^^
そこで、
睡眠導入剤を飲むメリットとデメリットをつらつら書こうかな~と思います。
睡眠導入剤にも種類がたくさんあって効果も違うので、【あくまでの私の経験】ということを忘れないで頂けると幸いです。
ちなみに私はいつも【マイスリー(ゾルピデム)】を飲んでます。
本当に眠れなかった時期、いろいろ試した結果私にはこれが合ってたので、ずっと使っています。
◆メリット
1、すぐに就寝できる
これができなきゃ何の薬だよって感じですが笑、眠れない者にとっては本当に命を救われたかのように嬉しいのです(TT)
気付いたら寝てた、という奇跡。
ただ、薬飲まずに自然と心地よくなって眠る感覚ではなく、「強制シャットダウン」(と勝手に呼んでいる)に近いので、心地よさはあまりないかも。
自然と眠れるに越したことはないです。
2、深く眠れる
体調にもよりますが、ある程度脳も体も休めてくれます。
うなされる夢もそんなに見ない印象。
「寝た感覚がしない」ってのはあんまりなかったかな、私は…
3、安心感がうまれる
寝るときになって、「どうしよう、今日も眠れない」という不安というかストレスがなくなるので、気持ちはとても楽になったかと思います。
「大丈夫、ちゃんと眠れる」って思えて。
寝たくても延々と眠れないあの不毛(?)で鬱々とした時間の経過は、本当につらい…。
4、生活リズムが整う
「夜は寝る」というサイクルをつけられるので、自分の体調に合ったものを服用できるようになると、ある程度生活のコントロールがしやすくなります。
昼夜逆転もしないようにできるんじゃないかな~と。
病気の症状が重い時にはなかなかうまくできないんですけどね。
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睡眠って本当に大事で、「眠れない」「落ち着かない」「寝た気にならない」だけでものすごくQOL上がります。
そうならないように生活するのがまず大事だって話なんですけど、ストレス社会で自分のすべてをコントロールするってなかなか難しいですよね…
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◆デメリット
1、寝すぎる
体が薬に慣れていない、または病気の症状が重い頃はしょっちゅうでした。
多く飲みすぎたりすると起こり、薬が効きすぎて朝起きられなくなります。
「持ち越し効果」と呼ぶそうです。
2、日中も眠い
こちらも多く飲みすぎると必ず起きます。
朝起きてからもずっと眠くてぼーっとしちゃって、何もやりたくない(笑)
アクティブに動く人にとってはつらいかも。
3、薬がないと眠れなくなる
要は依存。私も気を付けなければと思うのですが、いつまでも「眠剤があるから大丈夫」と思っていると実際にこの状況が起きてしまいます。
症状は人それぞれで、必要な人がいるのも事実ですので、眠剤ないと眠れない人を否定するつもりは一切ありません(><)
私の場合は、ある程度生活リズム作れたら、眠剤なしで眠れるようにする努力は必要だなあと…。
4、記憶が飛ぶ
リアルに起こるんですよ。
次の日目が覚めたら、LINE送ってたとか、くだらないツイートしてたとか。
副作用で「健忘」と呼ぶそうです。
はたから見ると普通に生活しているように見えても、本人は覚えていないんですよね。
このこと知らなくて、実際自分に起きたときは焦りと恐怖でした。
私の友人は「朝、お気に入りのパンを食べようと思ってとっといたと思ったのに、起きたらパンの残骸しか残ってなかった」というエピソードを語ってくれました。眠剤飲んでから食べちゃったんですね。悲しすぎ。
「今日は大丈夫」と思っても絶対記憶なくすので、今はしっかり寝る直前にしか飲みません。
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わりと普通のことのようですが、こんな感じです。
読んですぐお分かりになったかと思いますが、眠剤なしで生活するに越したことはありません。
今ではその日の体調しだいで量を調節できるようになりましたが、病気の症状がひどかったり慣れていないときは扱うのが難しかったです(^^;
でもここまでくるのに、眠剤にはとても助けられましたね~
病気になってから神経質さが増しに増して、本当に眠れなくなったので…
とあるネットの情報では、睡眠障害が起きたときに、日本人はアルコールに頼って寝る人が割合的に他国と比べてかなり多いのだそうです。
逆に、医師に相談する人はかなり少ないとか。
アルコールによる睡眠は、睡眠の質を下げ、余計に不眠を引き起こしてしまうので絶対にやめましょう!
本当につらかったら専門医に診てもらいましょう。
また別の話ですが、
近年では睡眠薬を使った強姦罪も多発していて、上で紹介した「健忘」を利用して罪に走る人も多いそうです。(書くと長いので割愛)
そう簡単に手に入らないのが理想ではあるのですが、手に入るべき人のもとに届けば一番いいですね。
とにもかくにも、心身健康が一番ということです(`・ω・´)
また何か思いついたら追記していきます^^