病気の人は祈れないから、祈ってあげなければなりません。

 

2020年1月5日 主日 「私が話してあげよう」

の説教の中で、鄭明析(チョンミョンソク)牧師が話されました。

 

年末年始の時、ものすごく突き進めたのです。

「最初のボタンをしっかりはめなければならない」と思って突き進めたら、

体調を崩して高熱になりました。

それで「全国に『みんな祈りなさい』という勅書を送りなさい」と言いました。

 

年末年始に尋常ではないスケジュールをこなされた影響で、先生はインフルエンザで倒れてしまいました。

この知らせが来たときは本当に驚いたし、私自身も祈りました。

 

そしたら、もう何日もしないうちに、先生から「治った」という衝撃的な知らせが…!

 

38、39度まで上がっていた熱が、お湯の中に入って2時間経って出たら熱が下がりました。

みんなが「おー、先生、本当に健康になった。私たちの祈りが強かった。」

そうです。そういう時、私の祈りよりみなさんの祈りが強いのです。

病気の人は祈れないから、祈ってあげなければなりません。

 

そのように病気の人がいたら、みんなで祈ってあげてください。

病気の人はインターネットに上がってこないから、病人のために、摂理史の病人たちのために毎日祈ってあげなければなりません。

指導者のためにも祈ってあげて、健康のために祈ってあげなければなりません。

指導者たちはその病院に行って、自分の体をいつもチェックしなければなりません。

 

 

説教中にさらっと話されたことではありましたが、このいきさつと言葉に感動しました。

 

「私の祈りよりも、みんなの祈りのほうが強い」

 

そうおっしゃった理由は深くは聞けませんでしたが、とにかく周りの人の祈りが本当に大きいということは間違いないのです。

 

 

体調を崩した経験は誰しもあると思いますが、そのような時ってどのように過ごすでしょうか。

 

よっぽどの用事がない限り、ひたすら寝て休みます。

 

寝るということは、肉体の回復をするのと同時に、

祈ったり御言葉を聞く時間を削るということ。

肉体は回復しても、霊的には苦しくなってしまいます。

だけど早く回復してこそ自分の霊を早く生かせるので、休むことは絶対に必要です。

 

 

しかし本格的に病気になると、少しの休息では済みません。

 

長期間、何もできなくなってしまいます。

 

私自身の話ですが、

以前うつ病の身体症状で苦しんだとき、何日も何日も正常に過ごすことができませんでした。

 

数か月間外出できず、みんなで礼拝を捧げることも、讃美をすることも、深く祈ることもできなくなりました。

時には過呼吸が3日以上続き、それが過ぎた後も起き上がったり食事をすることもできませんでした。

いつ終わるか分からない苦しみの中で、ただ楽になることを願ってばかりいました。

 

病気になると、祈りたくても祈ることができないのです。

 

だから健康な人の健康な祈りが、病気の人を生かすんだな、と、

この日の説教を聞きながら思いました。

 

 

病気の人たち、摂理の教会にたくさんいます。

世界中にもたくさんいます。

だから、一人でも多くその人たちの健康のために祈ってくれる人が増えることを願っています。

 

 

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