抗うつ薬を服薬、ようやく終わりが見えてきました。
とにかく感謝ですね。
「抗うつ薬」に対して良いイメージを持つ人は比較的まれな印象を持ちますし、私自身もできることなら飲まずに過ごしたかったです。
けど、薬物療法は私にとっては有効だったのだなと感じます。
あくまで私個人の話ですが、そんな日々を振り返りながら【減薬がきつかった抗うつ薬】を公開しようと思います。
抗うつ薬は全部で6種類くらい飲んだと思うのですが、その中で長期で継続したのは3種類。
薬は相性なので個人差があり、「あくまで参考に」ということと、
「どうやって乗り越えたか」ということに着目して見て頂けたらと思います。
つらかった順でお送りします。
1位:リフレックス(ミルタザピン)
私の肉体に一番効果を発揮してくれたのがリフレックスでした。
入眠作用や食欲促進効果もあるので、飲んだら体がすごく楽で調子よかったです。
しかし、一番効果を実感したからなのか、減薬は地獄でした(。-_-。)
飲んだ経験がある人はみんな言うのですが、リフレックスって副作用で太るんですよね(^^;
「10キロ太った」
という人をリアルで3~4人知っています。女性の10キロってやばい。
私はそこまでではなかったのですが、やっぱり体重は増えました。
一番MAXだった頃の写真とかヤバくて目も当てられない、ほんとつらい(笑)
過去記事振り返ったら6キロ増えてたっぽい(笑)
教会の行事での写真とかにばっちり残っちゃっててもういやすぎる。うちの教会の歴史として1000年間残るわけでしょ?(笑)(笑)
人間の価値は容姿ではなく心と精神だ!!!(無理くり)
というのを主治医に相談したら、減らそうか~という流れになりました。
よっしゃ食欲よさらばー\(^_^)/♩
と喜んでいたのもつかの間、減らした次の日とかには爆撃でもくらったかのような離脱症状。
とにかく頭痛やだるさがひどすぎて、何もできずただ寝込んでました。
1錠を4分の1ずつ減らしていきましたが、ほんの少しの量でも影響大で長期戦になりましたね。
その当時の記事もあったので載せときます。
2位:サインバルタ
続いてはサインバルタです。
マックス飲んでた時は、朝夕で1日2カプセルでした。
毎日飲んでましたけど、正直「これってなんか効果発揮してるのか?」と疑わしい気持ちになるほど、体調が助けられてた自覚なかったんですよ。
しかし毎日飲んでいただけあって、いざ減らすとなるとめちゃくちゃきつかったです(^^;
仕事をしながら減薬してたので、仕事に支障が出ないようにと祈ってばかりでした。
ネット見ると「サインバルタの減薬はきつい」と発信している人もちらほら見ますね~。
減薬時に起きる症状も個人差があると思うのですが、私の場合は
・頭痛がひどい
・息切れ
・「ビリッ」という音がして一瞬意識が飛ぶ(かなりの頻度)→ふらつく
・強すぎる倦怠感
でした。もっとあったかもだけど。
1日2カプセル→1→0
と様子見ながら減薬実行しましたね。
なんだかんだ半年くらいかかったかな?
早く抜け出したかったのでちょっと無茶してた記憶もあります(^^;
よっぽどつらかったようで記事にも残してたので興味がある人は御覧ください。
3位:ラモトリギン(ラミクタール)
現在進行形で減薬中のお薬です。もう終盤です。
正直、半分に減らした時もそんなに影響せず、普通に過ごせてます。
試しに2~3日くらい内緒で飲まないで過ごしたけど、結構平気でした。
でも主治医は「ちゃんと飲んでね」と言うので、ちゃんと従ってます(。-ω-。)
発疹などの副作用が深刻な場合があるのでかなり慎重にならないといけないのは有名ですが、私はそういった副作用は全く起きませんでした。
「ラモトリギンの減薬は一番最後」と言われていたので、「またあのつらい減薬の日々なのかなあ~」とかなり憂鬱だったのですが、意外とやれてる。会社で負ってるストレスのほうがよっぽどつらい(笑)
でも、今の量をなくせば完全に服薬ゼロになるので、根気強く頑張ろうと思います。
ざっとこんな感じです。
いかがでしたでしょうか(^^)
冒頭でも書きましたが、薬は効果も減薬時の体調も個人差がかなり大きいので、「こういう場合もあるんだな」と思っていただけたらと思います。
こうやって振り返ると、乗り越えるの簡単じゃなかったわ~と思うしかないですね。今も進行中だけど。
抗うつ薬が悪だとは全く思いませんが、やっぱり頼りすぎは避けたいなーと思います。
松葉杖で歩くよりも、自分の足で自分の体を支えて歩いたほうがしっかり歩けるし走れますよね。
実際、松葉杖という抗うつ薬を多く飲んでいた頃の自分よりも、限りなくゼロに近づいた今のほうがとても安定しているし、心も楽です。
「本当に治るのか?」
「いつ終わるのか?」
「もういやだ」
体調が悪いのがあまりにつらくて、そんな言葉を何度も心で叫びました。
正直、あきらめるのは簡単だったと思います。
なんとなく治療して、薬も自分が求めればよっぽどでなければ処方してくれるし、だらだらやることもできたなーって。
けど、その生活は負けを認めるようであまりにも悔しかったし、
どんなに考えてみても、健康な体で得られるもののほうがはるかに多かったのです。
「体調がよくない自分」はさっさと終わりにしたかった。
「あの人、病気だもんね」という周囲の偏見と遠慮もうんざりだった。
「健康」は一生の資産。
きっと誰だったとしても、元気になるための理由があるはず。
今調子を落としていてつらい人は、あきらめないで希望をもってほしいと切に願っています。
一緒に元気に生きていきましょー(^_^)/